学びの力を広げたい-BCPとグローバルへの挑戦

熊本地震の現場での経験は、私に大きな気づきを与えてくれました。 災害は、日常をいとも簡単に奪っていきます。 けれど、「命があれば、やり直せる」。 そのためには“事業を止めない”備えが必要だと痛感しました。
こうして私の関心は、防災からさらに広がり、BCP(事業継続計画)へと進んでいきました。 BCPとは、緊急時にも事業を継続できるよう備える企業の取り組み。 私は「備え=愛情」だと思っています。 社員やお客様の未来を守ることこそが、経営者の本質だと信じているからです。

この想いを伝える場として、2018年、BNIグローバルコンベンションのスピーカーに応募しました。 私が提出したのは、日本語で話した動画に英語字幕をつけたものでした。 採用された後のプレゼンでは、3000人以上の前で逐次通訳付きのスピーチという大舞台を踏むことになりました。
あの時の緊張と喜びは、今でも鮮明に覚えています。 「誰かの役に立てるなら」と準備を重ねた日々。 心の軸を持つことの大切さ、そしてBNIのつながりがどれほど災害時に力になったか。 私の実体験を、会場の皆さんにしっかり届けることができたと思います。

さらに同年、ラウンドテーブル・セッションにも登壇しました。 これは、成功体験や課題を共有しながらディスカッションする枠で、 私は40分のセッションを3回担当。 メンバーサポートやチャプターの成長戦略について語らせていただきました。
そして翌2019年には、ポーランドで開催されたコンベンションにも登壇することが叶いました。 前年の動画が紹介され、再び3000人規模の場でスピーチをする機会をいただいたのです。 2年連続の登壇は非常に稀なことで、私にとっても忘れがたい経験となりました。
このような機会を得られたのは、私の力というよりも、BNIの仲間たちとのつながり、 そして自分の信じる「学びの力」を実践し続けてきた積み重ねの結果でした。

 BNIには、単なるビジネスで人脈を広げるだけではなく、 “想いを形に変える場所”があります。 その場所で、私は自分の使命とつながる学びを深め、 次の挑戦へと歩み出すことができたのです。