子どものころから、私のそばにはいつも犬がいました。父が大の犬好きだった影響もあり、自然と動物とともにある生活が、私にとっての“日常”になっていきました。今では2頭の大型犬と保護猫と暮らしていて、犬の散歩が健康法であり、心のメンテナンスでもあります。2歳のラフコリーのむぎちゃんとは1回3.5km、もう1頭のバーニーズ・マウンテンドックの蓮くんは43キロで8歳、1.5kmを今の季節は朝4時半から歩き出します。人間一人では続かないことでも、犬が一緒だと不思議と歩き出せるものですね。
散歩と並んで、私にとって大切な時間が「料理」。集中しないと美味しく作れないからこそ、頭を空っぽにして没頭できる。日常の中に、無心になれる時間があることは、何よりのリセットになります。 そして、この一年の間で新しく加わった趣味が「落語」。きっかけはBNIのメンバーとの1対1の会話から。ふと誘われた落語の教室で、思いがけず師匠に「やってみませんか?」と声をかけられ、あれよあれよという間に1か月後には高座に上がることに。あの時はただただ驚きでした。
落語は、話の構成、言葉選び、間のとり方、そして“くすぐり”——すべてに頭と心を使います。師匠からは、「今の話題を入れて自分らしく構成していいんですよ」と教わり、大谷翔平選手の話題をネタに組み込んだこともありました。 今、私は桂歌丸師匠のお弟子さんである歌助師匠に習っています。落語を通して出会う新しい世界、そして人とのつながりが、私自身の発信にもつながっています。もともと「表に出るのが苦手」だった私が、今では高座に上がり、人前で話すことを楽しむようになりました。
こうした日々の営みの中にある小さな喜びが、実は私の“芯”を支えてくれている——そう思うのです。
これからご紹介していく「仕事」や「人生の選択」のお話も、この素の自分からつながっているもの。どこかで誰かのヒントや勇気になれば嬉しいです。
日々を大切に生きること———私の素顔と原点
